レッドクリフ・赤壁の戦いのあらすじ

赤壁。レッドクリフ。赤壁の戦いは、高校の世界史で多少触れますが、中国文学四大古典のひとつ三国志(三国志演義)をアニメや本で見聞きされた方も多いかもしれません。1800年前の中国。魏・呉・蜀の三国時代の幕開けとして三国志前半の山場ともなったのが赤壁の戦いです。まずはレッドクリフ、赤壁の戦いのあらすじをおさらいしてみましょう。

兵法の達人・魏の曹操は、中国河北部を治める武将。中原から80万人ともいわれる兵を従え、呉に攻め入ります。曹操軍が南下する報せが届くと、呉は国中が浮き足立ち、君主・孫権のほとんどの側近たちは魏に降伏しようと唱えました。ところが、孫権の片腕である周瑜(梁朝偉/トニー・レオン)は違います。「風土の違う華南では、必ずやこちらに利がある。しかも、河北の曹操軍は水軍戦を知らない」と孫権を説き伏せたのです。一方、魏の曹操軍に追われた蜀の劉備も、呉との同盟により巻き返しを狙います。

その劉備配下の武将で呉との同盟を築き、赤壁で同盟軍を有利に導くのが、今回、レッドクリフで金城武が演じる軍師・諸葛孔明。周瑜(梁朝偉/トニー・レオン)と諸葛孔明の精緻な軍略は功を奏し、赤壁の戦いは決着へと向う…というのがレッドクリフの大まかなストーリーです。

映画レッドクリフの見どころとは

映画レッドクリフは巨匠呉宇森/ジョン・ウー監督の悲願の作品。三国志のクライマックスである赤壁の戦いをオリジナルの脚本に書き下ろした壮大なアクションスペクタクルで、100億円もが投じられました。レッドクリフは2部構成として制作されており、今回公開されるのはその第1部。すでに2008年7月からアジア各国で封切られて大ヒット。日本では第21回東京国際映画祭を経ていよいよ公開です。

出演は、まず、呉の武将周瑜を演じるアジアのトップスター梁朝偉/トニー・レオン。昨年の「ラストコーション・色戒」以来の主演となりました。ラストコーションでの演技が大きな話題となっただけに、今回の周瑜役、どのような一面を見せてくれるのでしょうか。また、周瑜とともに曹操と戦う諸葛孔明役に金城武。優雅に扇をふる金城武にはスターの貫禄が伺えますね。

映画レッドクリフの見どころは、赤壁の戦いなどのシーンを、孫子の兵法どおりに俯瞰して見ることができることでしょうか。周瑜と諸葛孔明は、たかだか2万の兵隊で曹操の80万人の大軍に立ち向かわなければなりません。それは、兵法を抜きにしては考えられない精緻な頭脳戦でもあります。ジョン・ウー監督の采配の振るいどころ。演出の妙。ただただ圧巻です。

レッドクリフの華 リン・チーリンの秘密

三国志演義では、小喬は姉の大喬と共に絶世の美女と記されています。曹操は、この姉妹を奪うという野心もあり、周瑜に曹操との戦いを決意させたとされています。なんだか、意味深いものを感じますね。この、周瑜の妻、小喬を演じるのは台湾出身の林志玲/リン・チーリン。第21回東京国際映画祭では「絶世の美女」として話題をさらいました。

テレビで見たリン・チーリンはすてきな白のワンピース姿で登場。身長174センチ、33歳。台湾のトップモデルです。リン・チーリンはすでに10代の頃からファッションモデルとしてデビューし、中国圏のCMにもたくさん出演います。日本への留学経験もありますから、日本語も得意ですね。台湾では、日本旅行の番組も担当するほどの日本通。レッドクリフを機に、これから、日本映画界も彼女を放っては置かないでしょう。
さて、レッドクリフでは、周瑜と孔明の友情や絆を軸に、二人が導き出す戦略の妙が壮大なスペクタクルとして演出されていますが、小喬役のリン・チーリンと周瑜役トニー・レオンが交わす愛の深みも大きな見どころとなっています。男性ファンには乞うご期待といったところかもしれません。レッドクリフ/香港版Blu-ray

また、忘れてはならないのが、レッドクリフ特別出演の中村獅童。周瑜の部下の武将・甘興を演じています。巨匠ジョン・ウー監督も、彼を一目で気に入ったそうで、出会った瞬間、武将役に決めていたというのですから、まさにはまり役。中村獅童の息を飲むアクションシーンも楽しみですね。レッドクリフ、赤壁の戦い。またひとつ、中国から歴史大作が世界を駆け巡ります。

Copyright © 2008 レッドクリフのあらすじと見どころ レッドクリフを120%楽しむ方法